ふと、グランパスの個人的ベストイレブンを組んでみたくなりました。
きっかけは、YouTube。
「あなたへのおすすめ」に中村直志やヨンセンの動画が現れたので、朝ごはんを書き込みながら見ているうちに、そんなことを考えたのです。
個人的、とあえて断ったのは、成績や能力ではなくて、私の記憶の中の思い出や印象で選んだことを示唆するためです。
私が足繁くゴール裏に通っていた時期の選手が必然的に多くなります。
GK
DF
- 191cmと規格外のデカさ!にもかかわらず、本人曰くヘディングが苦手とのこと。
- ピクシー時代は、闘莉王とともに不動のセンターバックに成長。デカさを武器に相手のシュートを片っ端からブロックしまくり、まさかのベストイレブンにまで選ばれました。
- 2006年、消化試合となったアウェイ日本平での清水戦。ウルトラスが応援放棄していて静かだったので、FKの場面で半分ふざけて増川コールをしたところ、なんと増川がFKを蹴るという奇跡が!サポ仲間の間では、日本平の奇跡として語り継がれています。
- いつぞやの瑞穂のナイトゲームでは、増川が左サイドを爆走しそのままクロスを上げる場面が。でっかいのがピッチを駆け上がる姿に、私は危うく失禁するほどの興奮を覚えました。普段の左サイドバックは171cmの阿部翔平なので、サイズ感が違いすぎてまるで空間が歪んだようでした。
MF
- 名古屋一筋、正真正銘のミスターグランパス。当初はピクシーの後継者と呼ぶ声もあったらしい。
- 風貌が地味なせいか知名度が低い気がします。が、市船出身、3年生のときに中村俊輔率いる桐光学園を破って全国優勝、日本代表出場歴ありと、輝かしいキャリアの持ち主です。
- トップ下の他、サッカーセンスの高さからサイドバックやFWも務めていましたが、ピクシーの命でボランチに転向したところこれが大当たり。相手選手を猛ダッシュで追いかける姿は、まるで獲物を捉えた猟犬のよう。見ているこっちも「いけっ!捕まえろ!よし獲った!」と狩猟感覚です。ノーファウルでボールを奪えるところに、直志のサッカーセンスの高さが現れていました。
- リーグ戦の前座として行われた引退記念マッチには、後述のヨンセンも駆けつけた。直志の人徳の高さが窺われます。が、試合終了間近のPKでは、GK広野がまさかのセービングで得点を阻止し、ヨーヨーヨースケから「広野さんは何をやってるんですか!」とツッコまれる一幕も。
- バーモスクライトン!
- なぜかボールを失わないちょこちょこドリブルと、ゴールを決めるとゴール裏まで一目散に走ってきて、まるで子どものようにぐるぐると両腕を振り回すパフォーマンスが大好きでした。
小川佳純
FW
- フィヨルドの恋人。
- 2006年 第16節 名古屋3-2千葉 フクダ電子アリーナ
- 得点力不足に喘ぐ名古屋でのデビュー戦を、私はBS-TBSで観戦していました。ダイビングヘッドでズドンとゴールを決めたのを見て、「これは凄いのが来た!」と確信。この試合でヨンセンは逆転ゴールも決めて、私はテレビの向こうのゴール裏と一緒になって狂喜乱舞しました。
- ピチブー
- 岩のようなゴツい体格に、ジャガイモのような頭。一見ジャイアンのような風貌ですが、実は足元がめちゃくちゃ上手いストライカーです。
- 3年連続20得点を叩き出した2003〜2005シーズンは、直接FKをバシバシ決めていた印象が強いです。射程圏内でファウルをもらった時点で、「よし1点もらった!」とガッツポーズしてしまうほどでした。
- ♪オー ピチブー ラララララ オー ピチブー ラララララ さあ俺らとゆこう オー ラララー
- 2005シーズン以降は、競り合いやドリブルで笑っちゃうくらいコロコロ倒れました。あの見た目で大げさに?痛がるので、なかなか滑稽でした。しかも、なかなか笛を吹いてもらえず、イライラして逆にカードをもらう場面も。