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歴史や政治を中心に本の要約を紹介します。たまにゲームレビューも。

アメリカの政党政治

 

アメリカの政党政治-建国から250年の軌跡 (中公新書)
 

著者は?

感想

  • 先に読んだ岩波の2冊と比べると、文章が硬い。
  • 基本中の基本レベルは省略して書いているので、ある程度アメリカ政治やアメリカ史の知識がないと、少々辛い。
  • 過去のことを現在形で述べる文末が目立つ。例えば、P.83

1840年代には西海岸まで及ぶ大陸大の国家に発展する。そこへ多くの開拓者が進出していく。

 

連邦議会に対して州への昇格の申請が可能となる。

 

それを認めるべきかが連邦議会で激しい論争となる。

 

両者を対等にするという慣行も成立する。

 

  • 1ページに5回。私はこれを「うっとうしいなぁ」と感じました。全部、過去形でいいじゃん。
  • あまりに現在形の多用がくどいため、私はついに読書意欲を喪ってしまいました。
  • 勝手な推測ですけども、これは中公新書編集部の白戸直人氏の指示によるものじゃないかなぁ。私がよく買う、中公新書の政治・歴史分野の本でこの傾向が強いような印象を持っているのみで、1冊1冊の編集者を調べ上げてはいないのだけれども。

メモ