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プラチナ万年筆 プレジール

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きっかけ

プラチナ万年筆のpreppyは、お値段の割に書き心地がよく気に入っています。

しかし、問題点が一つ。プラスチック製の本体やキャップが割れやすいのです。実際、私は青と赤の2本のpreppyを持っているのですが、どちらも割れてヒビが入ってしまっています。特に赤の0.2は、本体(胴)がひび割れてしまった結果、ペン軸と本体との接合が弱くなったため、キャップを外そうとするとペン軸が本体ではなくキャップに引っ張られて出てきてしまいます。これの対策としては、キャップを外す際に右手で本体をぐっと握っておくことです。…が、普段そんなふうにキャップを外しませんよね。そうかといって、捨てるのももったいない。よって、赤の0.2は、だましだまし使っています。

その一方で、安価でより良い万年筆も探していました。とはいっても、1,000円未満の価格帯では、パイロットのカクノとセーラー万年筆ハイエースネオは購入済み。

となると残るは今回取り上げる、プラチナ万年筆プレジールしかありません。

事前にいろいろ調べたところ、本製品プレジールは、お値段の割に高級感がある、preppyとペン軸の互換性がある、という2点で高評価を得ています。特に、後者の互換性に私は惹かれました。

こうして購入したのがプレジールです。購入価格は727円でした。

感想

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  • 見た目の色合いがきれい。私が購入したのは「ブルー」ですが、青というよりは、青緑色。しかしこの独特の色合いに愛着が湧いてきます。
  • 727円とは思えない(見られない)見た目の高級感。太陽光にかざすと、キャップのシルバーの部分がキラキラと美しく輝きます。
  • 軽い。見た目、金属的な質感があるので、あまりの軽さに「えっ?」と思わず万年筆をじっと見つめてしまいます。
  • 製品仕様は、胴、キャップ:アルミにアルマイトパール加工 、カバー:アクリル樹脂とのことなので、この軽い本体はアルミ製ということでしょうか?
  • 他のレビューをちらちら読むと、この軽さが好評のようです。しかし、私はこの軽さが若干物足りなく感じました。
  • 太い。もっとも最近は、細身のハイエースネオをいちばんよく使うので、単に慣れのせいかも。
  • 指が滑る。理由は、本体がつるつるしているためです。中途半端につまんだりすると、すぐに落とします。万年筆はデリケートな文房具なので、滑りやすいのは困ります。
  • この点、例えばパイロットのコクーンはチタン製で、表面がかすかにザラザラして滑り止めの機能を果たしているため、持ちやすいです。
  • 書き味は、ペン軸部分をpreppy 0.2に差し替えており評価しかねるため、省略します。