本・ゲ・旅

歴史や政治を中心に本の要約を紹介します。たまにゲームレビューも。

能登半島地震

「2024年こそは良い年に…」と言っていた矢先の大地震。元旦からこんな災害を起こさなくても良いじゃないか。どうして神様は残酷なのか。緊急地震速報スマホが震えた際、また石川の方で地震かと軽く受け止めた。震度6強ならまあまあ強いほうだけど、それほどではない、「揺れたね〜」と笑い過ごせる程度だと見くびっていた。NHK東日本大震災を背景に津波に対する備えをしきりに呼びかけていた。「津波が来ます!今すぐ逃げて!」「東日本大震災を思い出してください」との鬼気迫る叫びにこちらは涙すらこみ上げてくる。13年前の記憶はまだ生々しい。しかしどうやらこの地震津波よりも倒壊と火災による被害の方が大きいらしい。真っ赤な炎が空高く悪魔のように立ち上る映像には息を呑んだ。人的被害がなければよいがと願うが実際はどうなのか。もうすぐ大学入試の時期、受験生や関係者は気が気じゃないだろう。明日の箱根駅伝大学ラグビーは予定通り実施するのだろうか。これからインフラの復旧に兆単位の予算が必要になる。街は災害に強くなるが、地震がなければ他のことに使えたはずのお金。日本の地力がこうして絞り取られていく。地震が恨めしい。