第7集には、行人、満韓ところどころ、思い出すことなどの3作が収められています。今回は、満韓ところどころを再読しました。
満韓ところどころとは
感想
- 主観と客観の入り混じったユーモラスな描写は、まるで『猫』の続編のよう。カギカッコなしに会話が挿入されるあたりも、『猫』を彷彿とさせます。
- 西洋人がちょいちょい登場します。この時代の大連の街に西洋人がいたのか、と驚きました。
- 面白いかと問われると、答えに迷います。私の仮の答えは、『猫』が好きな人はハマるでしょう、そうでなければお止しなさい、です。