きっかけ
子どもの頃から、自作の2Dマリオのコースを妄想する程度にはマリオが大好きです。前作WiiU版もそこそこやって楽しめたクチです。が、Switchが発売されて以降は、WiiUを起動すること自体が億劫になっていました。Switchで待望の2が出ると発表されたときには歓喜したものです。
Good point
- ストーリーモードで遊べる任天堂謹製コースのクオリティが高すぎる。30年以上にわたって積み上げてきた2Dコース作成のノウハウは、伊達じゃありません。「なるほど！」「やっぱりね〜w」「そういう使い方があるか！」と驚きニヤニヤしながらプレイすること請け合い。2D横スクロールアクションゲームの先駆者であり総本家であり最高峰の任天堂だからこそのクオリティで、ストーリーモードだけでもゲームソフト1本分の創意工夫が詰まっています。とても贅沢。本当に贅沢です。
ここがちょっと…
- クリエイティビティがもたない。これはゲームに原因があるのではなく、完全に個人的な理由です。が、マリオメーカーを楽しむためには、「こんなコースを作りたい！」「こうしたら面白そう！」という発想と意欲が必要不可欠。そんな人には何万円、何十万円分の価値を持つソフトです。しかし、私の場合は残念ながらクリエイティビティが足りていませんでした。もちろん、最初のうちは良かったのです。大好きなマリオ3のコースを模して似て非なるコースを作ったり、爽快感だけに特化してダッシュとジャンプだけでクリアできるコースを作ったり。コースが完成して、それを投稿して、世界のユーザーからいいねをもらえると、それはやっぱり嬉しいです。しかし、10個もコースを作ると、それでもう満足してしまう自分にふと気が付きます。そして、エディット画面を開いても、そこで手が止まってしまう自分を知ります。まるで、何を描きたいわけでもないのに、目の前に絵の具と絵筆と画用紙を用意されて呆然とする、夏休みの小学生のようです。
