思ったこと
- 近年の日本社会では、不適切な言動→“批判殺到”→特定&袋叩き→謝罪までがテンプレである。
- 私が本件を知ったのは、この記事。https://news.yahoo.co.jp/articles/5eae2cb47d3b8c59e660ea7c82b65f9e83835d1a
- 徳島が2週連続のサポーターの問題行為を謝罪、オリベイラを偲ぶ湘南のセレモニー中に「湘南ありがとう」連発、との見出しに、私ははじめ、徳島サポーターが集団で声を上げたのかと誤解した。
- そんなバカなと思って動画を見たところ、どうやら個人が単独でとった行動らしいと理解してホッとするとともに、「記事の見出しがネット世論を煽ってるな」と感じた。
- もう一つ私が感じたのは、徳島ヴォルティスの社長が謝罪文を発表したことへの疑問。
- 本件はいち個人が勝手にとった行動。徳島ヴォルティスはそのせいで評判が下がってしまったのだから、謝るどころか、当該個人に対してむしろ怒っていい立場だと私は思う。
- にもかかわらず当事者が「謝罪」を選択するのは、一部の感情的なネット世論が「とりあえず謝れ。話はそれからだ。」と圧力をかけるからでは。
- 困るのは、ネット世論は当事者が謝ったことで満足して雲散霧消してしまうので、その先に建設的な議論が形成されないことである。
- その後、徳島ヴォルティスは次のようにリリースした。
- 徳島ヴォルティスは重ねてお詫びと謝罪を伝えている。これはクラブがこの騒動をここで終わりにするための判断であると推測する。
- 私が徳島ヴォルティスの中の人だったら同じようにするだろうなぁ…と思う一方で、それでもやっぱりお詫びと謝罪の部分をカットしたほうがスッキリする。
教訓・学び
- コトが起きたら、まず一次ソースを探して事実を確かめる