きっかけ
- 実は、発売日にDL版を購入したものの、ほんの数十分プレイしたところでやめてしまい、実に2年半もの間、放置していたのでした。
- 理由は灯火の星。
- ①キャラクターの目が赤くて、なんだか不気味で怖かった。それが子どもプレイヤーにも優しい任天堂らしくないなぁと感じられて、やる気が削がれてしまったのです。
- ②作り込まれている分、一通り終えるまでに気の遠くなる時間を取られそうでした。何年も前から痛感していることですが、オッサンゲーマーは長時間プレイが辛い。同じことの繰り返しが苦痛なのです。「これをクリアするのに何十時間かかるんだろう…」一瞬そう考えただけで、「なんかもう…いいわ」と気持ちが萎えてしまったのです。
- そんな私が本作を再開したのは、子どもたちが一緒に遊んでくれることを期待したから。
- リングフィットアドベンチャー→マリオギャラクシー→マリオパーティ→ミートピア体験版と、ビビリな彼女たちも少しずつゲームを見るだけから卒業し、自分でJoy-Conを操作して楽しめるようになってきました。
- 子どもとゲームで一緒に遊ぶことを妄想し続けてきた私は、その様子を見てしめしめとほくそ笑んでおりました。
- そこでふと思い出したスマブラの存在。スマブラなら、彼女たちの大好きなロゼッタ、ピーチ姫、デイジーも出てくるので、興味を惹かれるだろうと期待したのです。
- そして結果は期待以上。まだまだ「キャラクターを動かしているだけで楽しい」レベルですが、毎日キャッキャウフフし、スマブラトーク?で盛り上がっている様子は微笑ましいものです。
感想
- 灯火の星の呆れるほどの作り込み。こんなことしてるから休めないんだよなぁ、桜井さん。(褒めている)
- 建物が歴代の任天堂ゲーム機のエリアにニヤニヤ。こうやってオッサンゲーマーを慰撫するところがニクい。
- ストツーやスーパードンキーコングなどをモチーフにしたマップに狂喜。オッサンゲーマー向けの気配りが実に効いています。
- 懐かしいボスキャラも。『星のカービィ スーパーデラックス』のラスボスが、原作を踏襲して真空波動拳ビームを撃ってくるのには、「あれじゃん!同じじゃん!」と感動すら覚えました。
- ところどころに強い敵が配置されていて、まさに行く手を阻まれます。とくに私はアシストフィギュアが乱入してくるのが苦手で、2度3度やられると「なんだこれ」とモチベーションがみるみる萎んでしまいます。上手な人は「やりがい」として受け止めるのかな。難易度「かんたん」ですら行き詰まるビギナーには、救済措置が欲しい。
- ファイターやらスピリッツやら大量に登場するものの、「知らんのがやけに多いな」と首を傾げていましたが、先日ようやくその理由に気づきました。「ニンテンドウオールスター」じゃなくなったんですね。SPはゲームキューブのDX以来で浦島太郎状態でしたので、任天堂がこのシリーズから任天堂の看板を撤去したことに驚きました。ゲーム遍歴が任天堂謹製に異常に偏っているどころか、どうぶつの森やメトロイドやファイアーエムブレムにも疎い私。その上ロックマンだ悪魔城ドラキュラだソニックだと言われても、頭上のハテナが増えるばかりで、ゲームの魅力を増す方向には働きませんでした。