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【番外編】コロナ禍で他人とのコミュニケーションが激減した話

激減した理由は、コロナ禍において自分があまりに恵まれていることを直接的・間接的に知ったから。

恵まれている点

通勤による感染リスクゼロ

通勤電車がいわゆる3密そのもので、感染が怖い。そのようなツイートを私は何度も見かけました。そうだろうなぁと胸が痛みました。

在宅勤務を始めてまもなく半年経つ私は、電車通勤で赤の他人と並んで座ったり、誰がどんな手で握ったかわからない吊り革につかまったりするなど、絶対ムリ、お断りです。

しかし、勤め先が在宅勤務を許可していなかったり、人間が身体を動かしてやらないといけない仕事だったりする人は、電車に乗りたくないなどと言っていられないわけで。

自分以外の人は、みな電車を避けたくても避けられないのかもしれない。一方の私は、この半年間電車に乗らずに済んでいる。そう考えると、むやみに他人に声をかけられないのです。

給料100%保証

私は普通のサラリーマンで、雇用と月給が保証されています。幸いにして、賞与も平均値より多く出ました。つまり、コロナ禍においても収入は全く減っていません。

一方で、自営の方や、時給制の勤め人などは、コロナの影響をもろに受けたことでしょう。あるいは、今日、明日のご飯に困っている人も、いるのでしょう。

もし、私の知人がそうであることを知らずに声をかけてしまったらと想像すると、その人との関係が壊れてしまうのではないかと怖くなってしまうのです。

忙しくない

私は毎日8時-17時で仕事をしています。コロナのせいで仕事が増えるわけでもなく、むしろ暇なくらいです。加えて、会社から休業の要請があったため、月の稼働日が通常の5割から8割ほどに減少しました。つまり、私は大して仕事もせずに、普段と変わらない給料を得ているわけです。

しかし、世の中の多くの人は、コロナのせいで忙しくしているはずです。例えば、学校の先生は過労死ラインの残業を強いられていると聞きますし、医療関係の方は感染リスクに常時晒されています。そういった人々の苦労を思うと、私は仕事の話をできないのです。

要するに

私はとても恵まれた状況にある気楽な在宅サラリーマンです。ともかく自分と家族の健康を守らなければならない立場にある者として、なんの苦労も心配もない現状には、どれだけ感謝しても足りません。