本・ゲ・旅

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スーパーマリオギャラクシー2

 

きっかけ

スーパーマリオギャラクシーのすべてのスターを集め終わった私。しかし、マリオ64マリオサンシャインは、その理不尽な程の操作性の悪さにストレスを感じるばかりで、とてもやる気が起きません。

しかしながら、娘たちはギャラクシーをきっかけに、マリオに興味を持ってくれました。マリオをネタに、私との会話も増え、ありがたいことに親子関係が改善しました。「だっこしてぇ〜」「パッパがすきなんだよぉ」と甘えてくるようになったのは、どう考えてもマリオのお陰なのです。

私はこの状況を維持しようと、スーパーマリオ35やスーパーマリオワールドなどの2Dマリオも何度か遊んでみせました。が、いまいち反応薄。20世紀のゲームは、今どきの子どもに刺さらないのかもしれません。

しかし、もし私がマリオをやめてしまったら、どうなるでしょう。

娘たちのマリオに対する興味はあっという間に消えてしまい、当然、私との会話も減ってしまうことでしょう。

それに加えての、コロナ禍で外出自粛の状況下。

子どもと遊ぶのが苦手な私は、ゲームがなければ「おうち時間」をただただ持て余し、私も娘たちもストレスを溜めるだけなのです。

そこで、数年ぶりにご登場願ったのがWiiUです。

2021年2月以降、子どもとはマリオギャラクシー2、夜はひとりでゼノブレイドクロスを遊ぶため、我が家のWiiUが頑張ってくれています。f:id:bookrecords:20210207153757j:image

感想

  • 前作に比べると、3D空間を自由に走り回るコースよりも、2D的なコースが多い印象です。マリオギャラクシーの続編というよりは、スーパーマリオ3Dランドの原型のようだと感じました。
  • 前作以上に楽しいです。その理由は、一つのコースが土管や星で短く区切られているため、テンポがよいこと。敵の攻撃がより多様になっていること。
  • ストレスを溜めることはまれです。それは、難しくなりすぎないよう、適宜ヒントや回復アイテムや中間フラッグが設置されているためです。これは、マリオ64以来、任天堂情報開発本部が蓄積してきた経験値のなせる、”調整技術”の賜物といえるでしょう。
  • 「クリアするだけなら簡単。コンプリートを目指すと、途端に鬼畜化する」任天堂の伝統は、今作でももちろん健在。上で「ストレスを溜めることはまれ」と書きましたが、それはかくしスターには当てはまりません。
  • 終盤およびかくしスターが難し過ぎて、スターを95枚集めたところでやる気をなくしてしまいました。
  • 時間制限、かげマリオ、ライフ1と、やることがまるで嫌がらせのよう。ミスするたびに本当にイライラします。そういう難しさは要らないです。それでも、昔の私は220枚くらいまで頑張ったようです。そんな自分が素晴らしい。