本・ゲ・旅

歴史や政治を中心に本の要約を紹介します。たまにゲームレビューも。

ペルソナ5R

 

ティアキンでやることがほぼ終わったが、他にやるゲームもなく、手持ち無沙汰になった。そこで、年末年始セールで何か買おうかなと前から悩んではいた。ライザ、ピクミン二ノ国…。そんな中でふと、今までまったく未経験のペルソナというゲームが50%オフで、評価も高いことを知り、これも経験と購入してみた。f:id:bookrecords:20240107012013j:image

なんだかよくわからないまま、怪盗の姿でホテルから脱出、喫茶店の裏に居候、謎の城での移動や戦闘が続いた。ちょっと呆気にとられたが、この強引な展開によって少しこのゲームに引き込まれ、先が楽しみにもなった。

街や学校のBGMがゆったりしたものなので、RPGというよりはテキストアドベンチャーゲームを進めている感覚。戦闘して強くなって…というRPG的な要素はまだ少ない。戦闘が面白く爽快との評判なので、バシバシ敵を倒したてみたいが、序盤ではお預けである。

渋谷駅が私でもわかるレベルで「それっぽい」のに興奮した。渋谷は実名なのに、他は「銀坐線」「蒼山一丁目」「JL線」など微妙に名称をずらしていて楽しい。改札をICカードでPiと通過するのも新鮮な体験である。ペルソナシリーズは東京を舞台にしたゲームなのだろうか。

一方で秀尽高校は、私が通った昔ながらの県立高校とはまるで違い、かといって私の通った私立大学とも異なる雰囲気だ。東京の私立高校はこんな綺麗で充実しているのがデフォルトなの?(地方民の引け目)
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鴨志田という教師がどうやら悪者ポジションのようだ。陰湿な暴力で生徒を痛めつける、とんでもない野郎である。現実と彼の妄想の世界を行き来しながら、悪を成敗するのがこのゲームの本筋と理解した。
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坂本君のペルソナが覚醒した。彼はペラペラと喋ってばかりだったの賑やかし役だったが、これからは一緒に戦ってくれるようだ。仲間が欲しかったので、これは頼もしい。ただ、まだ戦闘システムはよくわかっていない。弱点を突いて総攻撃するのが爽快らしいので、早く体験したい。
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今どきのゲームらしく、できることがたっぷり詰め込まれている。しかし、私にはちょっと多すぎて、このままでは消化不良間違いなしだ。オート戦闘にできないかなと早くも投げ気味である。

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パレスと呼ばれるダンジョンを進んでいくのだが、ウロウロ徘徊している敵に後ろから近づくと先制攻撃をとれる仕組みなので、ザコ敵とのエンカウントにも緊張感があるし、強敵だと先制をとってももしかしたら負けるかも、とこれはこれで緊張感がある。コマンド式RPGに時間制限以外の緊張感をもたせる優れたしくみだ。

ただ、探索中のカメラ操作には難がある、というよりゼルダやマリオの快適なカメラ操作に慣れきっているので、他社のゲームだといつも違和感を覚えてしまうのだ。
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カモシダは気持ち悪い男として描かれている。カモシダをもっと憎たらしく腹の立つ感じに演出することは可能なのだろうが、やり過ぎると本当に不快極まるゲーム体験に仕上がってしまい、ジョイコンをへし折ってしまうので、制作者が自粛したのだろうなぁ、マイルドに調整したのだろうなぁと想像する。
f:id:bookrecords:20240128075236j:image 面白おかしい気持ち悪さではある。

カモシダを成敗すると、更にできること、行ける場所が増えた。竜司や杏と友達付き合いして関係値を高めつつ、猫と映画鑑賞したり繁華街のコンビニでバイトしたりコーヒーの淹れ方を教えてもらったりして自分自身の魅力を磨き、定期試験ではプレイヤーである私が知識レベルを試され、何かと忙しい。なんだかパワプロサクセスモードみたいだな。きっとキャラ強化のためのおすすめの行動があるのだろうが、そこは検索せず好きなようにやっている。


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