本・ゲ・旅

歴史や政治を中心に本の要約を紹介します。たまにゲームレビューも。

2020年上半期 読んでよかった本5冊

3月以降、私は久しぶりに読書に夢中になりました。

なぜ、急にこのタイミングで?

理由はずばり、在宅勤務です。

私は在宅勤務で家にいる時間が増えた一方で、それほど仕事が忙しくありません。したがって、手持ち無沙汰な時間がたっぷりあります。

『家でぼーっとしているのもなんだかもったいないし、せっかくの余り時間を使って、何か目に見えるものを残したい。』

そんな思いが、私に本を読むよう駆り立てたのではないかと考えています。ちょっと貧乏性だなと思います。

私はこの半年間で、何十冊かの本を読みました。それらの中には、新刊もあれば、積読や再読もありました。また、最後まで読み通せたものもあれば、よくわからないけどまあいいやと読み飛ばしたものや、途中で投げ出してそのままになっているものもあります。何より、本の内容の大半はすでに忘却の彼方です。私の場合、ひと口に「本を読んだ」と言っても、その過程や結果はいろいろなのです。

さて、今回私は、この半年間の「いろいろ」な読書経験の中でも、特に印象的で高い満足感を得られた本を5つピックアップしました。実は、最初はランキング形式でベスト3を抽出しようとしました。が、3つに絞るのと順位付けが難しかったので、横並びで5冊選ぶことにしました。これらはいずれも、私が読んでよかったと感動を覚えた本であり、もう一度時間をかけて丁寧に読み返したいと思える本ばかりです。

ところで、この半年間を振り返る過程で感じたことがあります。それは、よい本に巡り合うのって、本当に難しいということです。というのは、私が本を買う際には、損をしたくないという思いから、決して本のタイトルや著者だけで速断せず、必ずネット上のレビューや書評を参考にして慎重に買い物をしているからです。野球にたとえるならば、私はボールをよくよく見て、ストライクボールを真芯で捉えるつもりでいます。にもかかわらず、実際にバッターボックスに立ってみると、捕手が飛び上がっても届かないようなクソボールに手が出たり、右や左に大きく曲がるボール球を振らされてしまうことがままある。逆に、ストライクボールの見逃しも多々あるかもしれません。

限られた時間とお金を無駄にしないために、私は打率アップ、選球眼の向上に努めなければならないと思っています。