本・ゲ・旅

歴史や政治を中心に本の要約を紹介します。たまにゲームレビューも。

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者


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感想

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  • 女の子が可愛い。眼福。大変よろしい。でも、画風がちょっと今風ではない。某成人漫画家の描く女の子に似ているが、任天堂的にはOKのようである。
  • 音楽良し。ディスクシステム音源も私世代には刺さります。
  • 細かく描かれた背景画から、昭和な雰囲気がすごくよく出ている。どこに行っても灰皿があるとか、駅に伝言板が設置してあるとか、棚に美しく並ぶビデオテープ(壮観!)とか。
  • 終盤の畳み掛けるような急展開は面白く、やめ時が見つからなくなる。けど、話が早すぎて理解が追いつかず、ただ話を送る作業になってしまったことも。
  • 最後、物語がさらに二転、三転することを期待した。まるで真犯人のようにして現れた人物が、実は操られていて…とか、行方不明と思われたこの人とこの人が実は同一人物で…とか、実は複数の人物が協力して成し遂げた…とか。期待し過ぎか。
  • あれ、そういえばキクさんが甦ったんぢゃと村人が大騒ぎしていたのは何だったのか?バス停の横の軽トラがなくなっていたのも、特に意味なし?
  • コマンド総当たりにならざるを得ず、かなり面倒くさい。この点は原作にこだわらず、大幅に改良してよかったのでは。
  • 総プレイ時間は、My Nintendoによると約7時間半。こういうことに言及するのはヤボだと思うけど、近年は果てしなくやり込める大ボリュームの作品が人気を集める中、これで4000円は高いと言わざるを得ない。
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  • 第2作である「うしろの少女」にもすごく興味があったが、ゲーム自体がこの調子ならYouTubeの他人の動画で済ませればいいと判断し、4000円は今後のためにとっておくことにした。
  • 本作はSwitchが絶好調で開発予算に余裕があるために実現した、コアファン向けのリメイクである。