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【メモ】金沢出張

金沢は、約10年ぶり、3回目の訪問(と記憶している)。以下、感想を留めておく。

  • 金沢へは、米原まで名鉄と新幹線を乗り継いで1時間、米原から特急しらさぎで2時間。計3時間の距離である。座りっぱなしではあるが、飛行機の欧州便のように身体が痛くなるほどでもない、私に優しいほどほどの距離である。
  • 米原で、東海道線琵琶湖線東海道線北陸線普通電車の乗り換えは経験があるが、特急への乗り換えは初めて。座席は?込み具合は?風景は?テンションは高い。f:id:bookrecords:20221015215205j:image
  • 敦賀以北で、北陸新幹線の橋脚や駅舎を見た。ほとんど出来上がっていて、何なら新幹線が走っていても何ら違和感がないが、開業は2年後の2024年になるようだ。私は北陸に縁がないので、関係ないっちゃ関係ないが、特急しらさぎの扱いはどうなって、名古屋や米原からの乗り換えはどう変化するか、は交通好きとしては気になる。
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  • 金沢駅に驚いた。美しく、趣があり、綺麗で広々としているのだ。路線が北陸新幹線IRいしかわ鉄道北陸本線の2つだけなので、ほどほどの大きさにまとまっているのも良い。
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  • 加えて、食べ物が美味しい。といっても私はこの3日間、北陸名物の寿司とお酒ばかり食べていたので、他の食べ物がどうかはわからない。わからないが、とにかく寿司とお酒は全部美味しかったし、食べ物が美味しいことは重要だ。なぜなら食欲は本能に訴えるから。確かに、風景や建物や歴史的建造物も都市の魅力を高める。それは間違いない。しかし、それらの多くは一度見ればしばらくは十分という気持ちになる。毎日拝みたい建物は、そうそうない。でも食べ物は食欲に訴えかけてくる。美味しいものを食べたい。いつでも何度でも食べたい。そういうものだ。
  • 翻って、名古屋駅はどうか。食は他ケンミンからするとどうだろう。きしめん、味噌、手羽先、ひつまぶし。なかなかのラインナップだとは思うが、地元民の思い上がりかもしれん。
  • 名古屋は日本を代表する大都市の拠点である。しかし、名古屋駅の建物や案内標識には、バブル期の雰囲気が漂っている。バブル期といえば、平成どころか、昭和末期である。東京、大阪、博多、広島などと比べると、ふーるいと私は感じる。リニア開業時には、大改装が終わっているだろうか。
  • ところで2日目の夜、駅ナカクラフトビールスタンドで飲み比べを楽しんだ。仕事終わりは何を飲んでも美味いが、ここのクラフトビールは格別で、本気で瓶ビールのセットを買って帰りたいと思った。
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  • ビールの後、すし玉でいただいたのどぐろのお寿司も絶品。脂のノリがたまらないのだ。のどぐろは私の生活圏ではそもそも手に入らない珍品である。10年ぶりののどぐろを噛み締めた。
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  • 3日目の朝、私は冒険にでかけた。金沢から、なんと隣県の高岡市まで。目的は、ドラえもん。そう、高岡市藤子・F・不二雄先生の生誕地。高岡市は、藤子・F・不二雄先生やドラえもんにちなんだ町おこしに注力している。その高岡市を訪れようというわけである。
  • 7時16分の普通電車は、JR琵琶湖線京都線を走る新快速と同じ車両。ここが金沢であることを忘れてしまいそうだ。乗客は少なく、座席は選び放題。しかし発車直前に福井方面からの電車が到着したのか、どっと乗り込んできて座席が埋まった。
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  • そこから約40分、電車は山間部に入ってゆく。時折車窓に映る田舎の様子を楽しみながらも、寝不足でうつらうつらしていたので、あまり覚えていない。
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  • 電車は高岡駅に到着した。ここで氷見線に乗り換える。ちょうど向こうのホームに、その氷見線の電車が到着した。が、私はぎょっとした。昭和の時代からタイムスリップしてきたかのような、レトロな車両だからだ。
  • もしかしてあれに乗るのか?ドキドキしながら高校生たちと跨線橋をぞろぞろ歩き、階段を降りて、一緒にその列車に乗り込む。そこで再び私は度肝を抜かれた。おおっ、天井に扇風機がついとる!昔、私が小学生だから、90年代前半、愛知環状鉄道の列車に付いていたのを思い出したが、令和の時代に扇風機列車が現役とは驚いた。これだけでも金沢からやってきたかいがあった。
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  • 私が次の駅で降りようとすると、高校生たちもぞろぞろと一斉に降りた。まるでスクールバスならぬスクール電車。
  • そこから私は徒歩で高岡古城公園射水神社→と巡り、トラムの停留所でドラえもんトラムを待った。
  • 来た!!
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  • 噂通りのドラえもん尽くし。私は興奮して席に座らずひたすら写真を撮りまくった。f:id:bookrecords:20221023212810j:image